稲沢イルミネーションは、稲沢市に工場がある豊田合成株式会社が世界で初めて青色LEDを開発したことにちなんで「青色LED生産の街」をPRするとともに、冬のにぎわいを創出することを目的に、稲沢イルミネーション実行委員会が設置され、2017年(平成29年)2月から毎年開催してきました。

しかし昨今、世界的に地球温暖化などの環境問題が課題となっており、稲沢市におきましても、稲沢市環境基本条例を制定し、環境問題の改善に取り組んでいます。また、2021年(令和3年)には、2050年度までに温室効果ガスの排出量の実質ゼロを目標とする「稲沢市ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、より一層環境問題の改善に向けて取り組んでいます。

こうしたことから、実行委員会において協議を行い、稲沢イルミネーションにつきましても、環境問題改善への取り組みの一つとして、令和5年度の開催をもって終了することといたしました。

長年ご協力・御参加をいただきました豊田合成株式会社、尾張大國霊神社(国府宮)をはじめとする関係団体の皆様、また、イルミネーション点灯を楽しみにしていただいた皆様に、厚く御礼を申し上げます。